【圧倒的トラウマ】ムカデ人間【あらすじ・感想】 : えすたのほんこわびでおぶっ！

奇想天外すぎる傑作サイコホラー、ムカデ人間！
あまりにおぞましい発想は一度見たら一生忘れないレベル。

血しぶきや人体がパーンとはじけるようなわかりやすい表現を使わず、
ここまでスプラッターを表現できるのは天才としか言いようがない。

スプラッターホラー、サイコホラーを見事にミックスした映画。
映画で「ヴォエッッッ！！」と吐き気を求めるどMは一度は見るべき。

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ユーネクスト気になってるけど実際のとこどうなの？って方はこちらの記事
⇒　【評価】U-NEXT【使ってみた感想】

作品情報

原作：『The Human Centipede (First Sequence)』
監督：トム・シックス
公開：2010年4月28日（米）、2011年7月2日（日）
上映時間：90分
制作国：オランダ
言語：英語、ドイツ語、日本語

（参考：　wiki - ムカデ人間　）

あらすじ

アメリカ人のリンジーとジェニーは旅行でヨーロッパを訪れる。
車を借りてドライブしながらの楽しい旅になるはずが、
車は大雨の夜に走っている途中でパンクしてしまう。

二人は助けを求め森の中をさまよい、
ようやくひとつの邸宅を見つける。

家主はヨーゼフ・ハイターという高年の男性。
気難しそうな雰囲気のハイターを前に、
緊張を隠せない二人だが、ハイターが電話をかけている様子を見て、
ようやく助かると安堵するりリンジーとジェニー。

しかし、二人を助けたと思われたヨーゼフ・ハイターはシャム双生児分離手術の専門医で、
恐るべき彼の計画に二人を巻き込んでいく――。

感想　※ネタバレ注意

この作品を初めて見たのは10年ほど前、
某動画サイトでホラー映画祭り？をやっているときでした。

初めて見たときの衝撃たるや！
あれ以来たびたびどこで見れるか探していたのですが、
ついにユーネクストで発見しました！

ハイター博士の吹き替えを担当している若本規夫さんもすごく良い味出してます。

ハイター博士の人間の口と肛門をつなげるムカデ人間という構想。
スプラッターといえば頭がパーン、血がブシャーというイメージですが、
人体を破壊するのではなく、繋げるという逆転の発想で得られるおぞましさたるや。

先頭につなげられたカツロ―が途中便意に耐え切れず、
排便しそれをカツロ―の後につなげられたリンジーが飲むシーンがあるのですが、
個人的にヴォエッッッポイントです。
スカトロが大丈夫な人は…大丈夫なのかしら…？笑

リンジーとジェニーと一緒にタイター博士の計画に巻き込まれる日本人、カツローも良い味出してます。
カツロ―役の北村昭博さんは、日系人ではなく高知県出身の日本人俳優さん。
最初に見たときは突然の日本人（しかも超日本語）の登場にびっくりしてしまいました。

ムカデ人間の中で唯一話せるカツロ―は、
当然ムカデ人間の中で一番セリフが多いのですがそのほとんどがアドリブだったそうです。

洋ホラー見ていたと思ったら突然の日本語出現で、
日本人視聴者としては少し世界観が狂う印象がありますが海外の人的にどうなんでしょう？

なにはともあれ記念すべきトラウマ映画の再臨に大興奮！
無印から３まで一気に視聴してしまいました。

やっぱり無印の完成度と世界観が圧倒的にナンバーワンですね。

派手なスプラッター好きには物足りない部分もあるかもしれませんが、
ホラー映画好きなら一度は見ておきたい映画ですね。

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